世の中数多くの仕事がありますが、それぞれその仕事ならではの『悩み』があると思います。
華やかにみえる美容の世界でも、仕事に対する悩みを抱えてる人がほとんどではないでしょうか。
今回は美容師がかかえる悩み3つを紹介したいと思います。
人間関係のトラブル
美容室は企業に比べると、スタッフの数が少なく店舗も狭いために少しでも人間関係がこじれると居心地の悪い空間になりやすい環境だといえます。
売り上げや指名数などスタッフ同士競争関係になるので、軋轢が生じる場合があります。
さらに会社の方針や店長の考え方についていけずに悩んでいる美容師も多くいます。
アシスタントの立場だと先輩スタイリストの意見が違い、どっちの言うことについていけばいいか分からなくなり板挟みなんて事もよくあります。
- スタイリスト
同僚とそりがあわない
店長についていけない
オーナーについていけない
スタッフ同士お客様を奪い合う
技術に対しての考え方が違い意見がぶつかる
アシスタントの教育方針が違い意見がぶつかる
色恋沙汰 - アシスタント
先輩スタイリストそれぞれいうことが違いどちらの言うことを聞いていいか分からない
先輩の教育に対して不満がある
色恋沙汰
このように立場によっていろいろな悩みを抱えています。人間関係がうまくいかず会社をやめる事例も数多くあるので、転職をする一番の理由なのかもしれません。
労働時間が長い
美容業界では技術習得のための営業後の勉強会や自主練習など拘束時間がどうしても長くなってしまいがちです。技術職ならではの悩みではないでしょうか。
お客様の施術状況によっても閉店時間を過ぎてしまうこともありますし、定時の時間に帰れない事は多々あります。
ただ一昔前に比べると美容業界も働き方改革や業務改善の動きがみられ、各社の企業努力で出勤日数や勤務時間の改善など業界全体で良くなってきているのはたしかです。
それでも会社、サロンによってばらつきがあるので一概にはいえませんが、あまりにも過酷な労働を強いられているのであれば転職を考えるのも1つの手かもしれません。
仕事にやりがいを感じない
仕事をする上でのやりがいは『自分の成長が実感できる』『承認欲求を満たしてくれる』『人の役に立っていると実感できる』などいろいろあると思います。美容業に関して言うと、お客様からありがとうと感謝される瞬間がなによりもやりがいを感じる瞬間ではないでしょうか。
そのため勤めているサロンの来客数が少なかったり、お客様の入客数が少なかったりするとやりがいを感じることができないかもしれません。
自分が今まで時間をかけて努力して習得した技術を披露したい、多くのお客様に携わり喜んでいただきたい。けど入客チャンスが少ない。このジレンマがモチベーションの低下につながっているといえます。
アシスタントでいうと「シャンプーしかさせてもらえない」「技術を教えてもらえない」
「練習を強要されて自分の時間がもてない」など、そういったことでモチベーションが低下し、やりがいを感じられなくなる事も多いでしょう。
環境を変えたいと思ったときにすべきこと
これまでの事で悩んで、体調に支障をきたすほどでしたら転職をお勧めします。
もちろん人間関係がこじれても、自らの努力でその関係性を修復出来たら、それが成長にもつながるでしょう。
労働時間の問題は会社の規則もあるので自分ではどうにもできない部分もあるでしょう。
サロンの集客の問題は、今の時代個人で発信できる時代なので、会社に頼らず自ら動いてお客さんを集めるという方法もあるでしょう。
安易に転職を考えるのではなく、今ある現状を自らの行動で変えることができないか、一度考えてみる必要もあるかもしれません。
考えたうえで転職という選択を選んだなら自分に合った条件の会社を探していきましょう。
失敗しないためには転職サイトなどで情報を集めましょう。事前に求人を見ておけば働きたい店舗が見つかるかもしれません。退職してから転職活動を始めると、金銭面による不安で希望条件に合わない店舗を選択してしまう可能性があります。
まとめ
仕事をする上で、100%満足する環境で働いている人はほんの一握りかもしれません。
今ある現状を変えたければ自分を変えるか環境を変えるか、最終的に選択するのは自分自身なので、どちらを選択してもみなさんにとって明るい未来が訪れますように。
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この記事を書いた人
プロフィール
浦崎圭助(ウラサキケイスケ)
東京のサロンで6年勤めたあと地元沖縄へ帰郷。北谷町HAIRlala+の店長を務める。
セイシュウグループ
沖縄に4店舗(宜野湾市、西原町、北谷町、うるま市)の美容室と出張理美容を展開。
6時閉店、週休2日、社会保険完備。スタッフの仲が良く、楽しく働ける美容室。
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